三郎と二郎→二子・交尾の件
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三郎脱皮 二郎脱皮 (→写真は二) |
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04/3/25 04/4/1 |
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最終給餌 (→写真は三) |
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三郎 04/3/30 二郎 04/4/9 |
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交尾 (三郎が♂、二郎が♀行動) |
![]() その後、二匹の騒がしい行動はすっとおさまる。 |
04/4/19 |
| 2 | 二子給餌状況 |
前年7〜11月に呑んだマウス ピンクSS×1 S×2 M×4 ファジー×18 マウスS×4 M×11 L×5 (12月からの冬期は週1回マウスL1) |
脱皮殻サイズ 03/7/10 03/11/10 04/4/1 |
| 3 | 三郎給餌状況 |
前年7〜11月に呑んだマウス ピンクM×5 L×2 ファジー×5 マウスS×25 M×5 L×8 (12月からの冬期は週1回マウスL1) |
脱皮殻サイズ 03/7/10 03/11/8 04/4/1 |
| 4 | 再度交尾確認 | ![]() |
04/4/26 |
| 5 | 二子白濁開始 | ![]() |
04/5/3 |
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04/5/5 | ||
| 6 | 脱皮(約135cm) 産卵床セッティング。 |
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04/5/9 |
| 7 | 様子がいつもと違う。 | ![]() |
04/5/16 |
| 8 | 産卵。 22個。 |
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04/5/18 |
| 9 | 拒食。強制給餌。 ピンクM |
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04/5/20、 23、25 |
| 10 | 脱皮。 摂食再開。 |
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04/5/26 ファジー3 |
2/二匹ともしばらくの拒食期間が続いていた。
その間、二匹揃って水槽内を派手に動き回り、外にでたがるような行動が目立っていた。
冬期はかなりの低温飼育で二郎は別途記載の不調に陥るなどあったが、
三郎と揃って週に一度はきちんとマウスを呑んでいた。
三月末から気温が上がった。
昼間はいつもカーテンを開いているので、日照時間も合わせて春らしい環境になっていた。
しかし前述のとおり拒食が続き。
しかも別飼育の一郎も拒食。気温は充分、ダニも見つからず、拒食の理由がわからず困っていた。
4月19日、午後4時半頃。水槽のある部屋にいると、這い回るのとは少し違う、
もっと派手に騒ぐ音が聞こえた。いつもが「ガサガサ」なら「ザザザザザザ」といったところ。
覗いてみると、二郎と三郎が絡み合っている。これはよく見る光景。
が、今回はよく見ると、二匹が尾を添わせている。そして、三郎が二郎に挿入中!
常に二郎二郎と言っているとおり、二郎はオスということで購入した一匹だ。
(当日は驚きのあまり「同性交尾だ!」とうろたえていたが、
この場合、ショップでの雌雄判別が間違っていたと考えるのが妥当だろう)
ここで二郎は二子に改名。
2、3/CB02の二匹は、03年の夏に異常なほどの食欲を見せ、急成長していた。
7月〜11月の約4ヶ月間の伸びは、二子は約40cmと大きく、三郎は約9cmと少なめだが、
その後の冬期を越えて二匹とも脱皮殻が130cmを超えている。本体は1m程度だろう。
4/普通にしていると思っていたら、三郎に給餌後、午前11時半頃、水槽がまた騒がしい。
見ると前回の交尾後確認していなかった、三郎の二子へのつきまとい行為。
水槽内にあるふたつの水入れを、二子のいるほうへいるほうへと追い掛ける。
尾で尾を確認しながら交尾開始。
前回から一週間経過しているので、もう全回終了したものだと思いこんでいた。
この日の三郎への給餌は、二子に給餌しようとしたが呑まなかったので、三郎にやってみた。ら、呑んだ。
交尾は約30分ほど続いた。前回と違った点は、二匹ともほとんど水入れに入りっぱなしだったこと。
一回よりも二回のほうが受精する率も高いだろう。
見ていない間にも交尾していただろうし、合計で何回しているのか気になるところ。
5/私の計算よりも早く、二子白濁開始。
交尾後もほとんど拒食状態だったので心配していたが、
最初に確認した以前に交尾していたと考えれば、産卵前の拒食期間に入っていたと想像できる。
最終給餌は4月20日にマウスM1。交尾以降の餌量の少なさが気になる。
下腹部の膨らみはまだ判別つかず。
膨らんでいるといえば膨らんでいるように見えもするが、もともと太っていたのでよくわからない。
6/脱皮後1〜2週間以内に産卵ということで、産卵床セッティング。
水入れは小さいものと取り替えた。
7/産卵床に潜って静かにしていると思えば水槽内をグルグル回ったり、落ち着きがなくなる。
17日、床材の新聞紙に排泄物っぽいものを少量確認。
8/AM9:00 産卵確認。5つの卵がすでに産まれ、卵塊になっていた。
PM3:00過ぎ 産卵終了。総数22個。
交尾から30日目に産卵。
9/水入れまで這っていくことすらせず、私の手やスプーンを目の前にしてやっと水を呑むほど。
5/22に白濁確認するも、通常より期間が短く、見間違いかと思った。
10/前回(産卵前)から二週間半という早さで脱皮。
心なしか白濁〜脱皮までの期間も短く、自然治癒能力が発揮されたように思える。
もともと脱皮前でも拒食をしない個体だったが、今回は特殊な例として神経質になっていたのかもしれない。
雑感
そういえば、温かくなってから窓を開けている時間も長くなっていた。
窓を開けている時にざわざわ動くことも多かった気がする。
想像だが、気温・日照時間はもちろんのこと、外気の緑の匂い、風による空気の流れ等、
繁殖に不準備ながら、トータルで春を感じられたことが良かったのかもしれない。
産卵後の二子の姿を見て心配した。全身の1/3ほどに卵が入っていると気づかず、
かなり乱暴に扱っていたと思う。
痩せるとは知っていたが、ここまで痩せるものなのかと見て驚いた。
下半身は骨と皮だけ、枯れ枝のような姿になった。
身体に見合った量の卵を産むというので、さして心配する必要もないと思うが、情として心配した。
また、後記する「ヘビの情」と関連する話題だが、
二子が産卵している最中、三郎はもとより一郎も同じ姿勢で二子の水槽を見つめていた。
産卵中のメスがフェロモンでも発散しているのではないか、と思える姿だった。
今回、とても気になったのは、ヘビにも「つがい」の感覚があるように見えたところ。
交尾以降の三郎の行動に、それまでの同居飼育中には見られなかった、二子を保護する部分を感じられた。
例/二子に一定の距離を置く。寒い日は温めるように外側に大きなとぐろを巻く。
水槽内に手を入れると、三郎が先に動いて様子を探りにくる。
本来、同居飼育は避けるべきだろうし、交尾後もしばらくの期間同居させていたのはトラブルの原因にもなるだろう。
そんな私の飼育環境の問題点はさておき、交尾前後の同居飼育を続けていて
これまで想像もしなかった「つがい」という考え方に目が向いた。
ヘビはいわゆる「冷血」といった概念を当てはめられがちで、私自身、かわいがりながらも
「嫌い、腹ヘッタ」という負の感覚以外は所持していないと思っていた。
今回の温かみを感じる行動を目にして、人間のそれとまでは行かずとも、
多くの動物に見られる「つがい」的な感覚が介在していたのではないかと、思いたくなった。
自分の遺伝子を残すための保護なら、それは充分「つがい」と思って良いのではなかろうか。
表情に表れないだけでヘビにも、負に対する正の感覚があると、思いたい。